これを観れば世界史がわかり、自らもっと勉強したくなる
大きな流れを示してくれるからわかりやすい。ストーリーが語られ、物語として聴くから頭に入りやすい。さらに、登場人物の人物像が示されるから興味を持てる。あっちゃんの解説には、こんな特長があります。
だから、おすすめ。
年号を覚える前に、まずはこれを観よう。
観たあと、自分でもっと調べよう、もっと勉強してみようとなってくるはず。
古代ギリシャ
まずはエーゲ文明を有するギリシャからスタートです。
おすすめシーン
シーン①
カール大帝がキーポイント(ココ、試験出るよ~、ウソ)
でも、彼を理解できれば西洋の古代・中世をたいてい理解できたことになるようです。
シーン②
来ましたキーパーソンの一人、アレクサンドロス大王
アレクサンドロスの東征によってマケドニアの領土はインドと接するまでに広がり、マケドニアによる圧迫を感じたインドがインド初の統一王朝であるマウリヤ朝を発足させるに至る。
大王の融和政策によりギリシャとペルシアの文化が融合したヘレニズム文化が栄える。
古代ローマ
ギリシャに対しローマにはどんな変遷があったのでしょうか。
おすすめシーン
シーン①
共和政ローマ VS カルタゴが争ったポエニ戦争
カルタゴの名将ハンニバルは正面の海上からではなく背後の陸路からローマへ侵攻する作戦を実行し、一時優位に立つ。
劣勢に立たされたローマはスピキオの活躍で勝利し、地中海を制することになる。
シーン②
三頭政治を経て、帝政になったローマは五賢帝を輩出し最盛期を迎える。
その後、財政難から弱体化していき、皇帝が神を名乗り権威を高めることを狙った。
そのころ発足したキリスト教は皇帝が神を名乗ることに反発し、それがために当初は迫害される。しかし、キリスト教の普及に伴いやがて皇帝もキリスト教を認可し、最後には国教化する。
シーン③
ゲルマン民族の大移動が発生し、それが元でローマ帝国が混乱に陥り東西に分裂する。
キリスト教を軸に動く中世ヨーロッパ
ローマ帝国内で普及したキリスト教が、その後ヨーロッパでの中心プレイヤーを果たすことになっていきます。さて、どのような役割を担い、どのような変化が起こるのか?
また、本編の最後には、この動画シリーズに込めたあっちゃんの熱い思いが語られます。必見です。
おすすめシーン
シーン① キリスト教の分裂
大移動してきたゲルマン民族がキリスト教に改宗したことに端を発し、ローマ=カトリック教会とギリシャ正教会のふたつに分裂する。
シーン② キリスト教の隆盛
税を免れている上に物販収入や農民からの税徴収を認められていたキリスト教会は財政的に豊かになり非常に大きな力を持つようになる。そのため誰を聖職者に任命するかという聖職叙任権は重要な権益の源となっていた。そのような状況下、聖職叙任権を巡り教皇グレゴリウス7世と神聖ローマ帝国の皇帝ハインリヒ4世が争い、皇帝が破門されるという事件が発生する。この事件はカノッサの屈辱と呼ばれ、教皇の権威の高さを象徴するものとなった。
シーン③ 教皇の権威失墜
イスラム勢力に占拠された聖地エルサレムを奪還するため、教皇の呼びかけで十字軍が結成される。しかし、エルサレム奪還はうまく行かず、十字軍派遣の目的もすこしずつ変化してしまい、教皇の権威が低下する。さらには十字軍遠征で疲弊した領主たちに代わり国王たちが力をつけるといったパワーバランスの変化も起こった。
そんななか、フランス王フィリップ4世と教皇ボニファティウス8世の間でテンプル騎士団への課税を巡って対立するというアナーニ事件が発生する。結果的に、王に囚われた教皇は憤死してしまう。
条件が整ったことで花開いたルネサンスと大航海時代
あるとき物事がすっと進むときがあります。そんなときは幸運にも条件が揃っているときだったりします。
ルネサンスと大航海時代、この二つの大きな花が開いた背景にはどんなことが揃っていたのでしょう。
おすすめシーン
シーン① ルネサンス
イスラム世界との接触により新しい価値観を受け入れる土壌ができていたところに、メディチ家のように商売で財をなし芸術家を支援する者が現れた。
これまでは例えばキリストを描くときはキリストらしくと絵の描き方が決まっていた。(個人的見解だけど、確かに宗教画ってつまらない)しかし、写実的な描き方であったり、キリスト教とは反し多神教であるギリシャ・ローマの神を描いた“ヴィーナスの誕生”が生み出されるなど画期的な絵画がこのころ発表された。
シーン② 大航海時代
貴重な香辛料を手に入れたい、だけどオスマントルコと交易できない、でも羅針盤ができてるという条件が重なって大航海時代の幕開けとなった。
当初はアフリカ南端の喜望峰を回ってインドに向かっていたが、その後、、“地球は丸い”という知識が普及し始めると最短経路を目指し西回り航路が開拓されるようになった。
宗教改革 ~キリスト教の変化~
ヨーロッパ社会の背骨のような存在であるキリスト教に変化が生じます。
おすすめシーン
シーン① (大航海時代つづき)
マゼランが現れ、西回り航路で南米大陸を回ってアジアを目指しフィリピンに到達し、世界一周を達成する(合わせ技だけどね)
シーン② 教皇に抗議するルター
腐敗してしまったカトリック教会に裕福なメディチ家出身の教皇レオ10世が誕生し、サン・ピエトロ大聖堂の改修費用を工面するために免罪符の販売を開始する。
これに反発したルターが、聖書の記述をラテン語からドイツ語に翻訳し、さらに活版印刷を活用して聖書の内容を民衆に正しく伝えて抗議活動を行った。
シーン③ 宗教改革の余波
スイスでは商売や蓄財を容認する教義をカルヴァンが庶民に広めた。
また、イギリスではヘンリー8世が自身の抱える離婚問題を解消するためにイギリス国教会を設立するという別の宗教改革が発生する。(そんな個人的な問題で宗教団体を設立する??)
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